水道水・蒸留水・浄水器の違い

水道水・蒸留水・浄水器の違い

水道水・蒸留水・浄水器の違いを知っておくとウォーターサーバー水の便利さがわかってきます。
 

アイキャッチ画像

水にはその処理方法によって様々な種類があります。

ここではウォーターサーバーの水との違いをメインにご説明します。


水道水

都市圏の水道水に限って言えば第一にカルキ臭と言われるぐらい、独特の”薬”臭がします。

 

筆者はあのカルキ臭が苦手でして、(ホント申し訳ないですけど)そのままではとても飲めません。

 

カルキ臭を取り除くポピュラーなやり方としてはヤカンや鍋でガンガン煮立たせるという方法があります。

 

この方法は殺菌効果は高いし確かにカルキ臭を飛ばすことはできます。

 

実際に筆者も10分間沸騰させ続けたお湯を飲んだことがあります。

しかしながらその後の味はというと…お世辞にもおいしいとは言えませんでしたね。ナスポイントかと思うんですけど。

浄水器の水

水道水をなんとかそのまま飲めるようにしようと浄水器を使われる方もいらっしゃいます。

専用の機器も各社から販売されてますね。

イメージ画像

 

浄水器を通した水はいわば煮沸させた水と同じ効果を持ち合わせてます。

そのため水道水よりはおいしく安全性も高くなります。

 

ただし定期的なカートリッジ交換が必要です。

これを怠ったり正しい使い方をしないとかえって”汚れた水”が出てくる始末になりかねません。

 

最悪の場合、下痢や胃腸障害をも…まぁ最悪の場合ですけど。

面倒くさがり屋さんには…向いてないですね。

 

まあまあ価格もそれなりにしますしね。

蒸留水

蒸留水というのは、簡単に言えば”やかんでお湯を沸かした時に出る白い蒸気を冷やして戻した水”です。

イメージ画像

 

この方法で集められた蒸留水のメリットは、不純物がほとんど入ってないということ。

 

ただ現実問題としてはいちいち水をヤカンで沸かして蒸気を集めて飲み水にしようとする人は…まぁ、いないでしょうね。

(そんな面倒くさいことやってられるかぁ!ってね)

 

家庭で蒸留水を作れる装置もあることはあります。が、いかんせん価格が…。

 

そんなわけで現実的には工場で作られた蒸留水(ペットボトルなど)を買うしか方法はないんですが、こちらもそう簡単に手が出せる金額ぢゃぁありません。

(気になる人はネットで調べてみて下さい。その金額にちょっと驚き...)

 

そもそも普段の生活には”なじみの薄い水”です。

給水器の水

スーパーなどで見たことありませんか?

専用のボトル(有料)に給水している方を。

 

基本的には”浄水器”なんですが、気になるのはやはり衛生面。

 

価格が安いものに関しては水道水をフィルターでろ過しただけで、メンテナンスも「店員さんがちょこちょこっと」ぐらいのもんでしかないところもあるそうです。

 

価格が高いものに関しては定期的に専門業者が来店してきちんと機械の洗浄やメンテナンスをやっているみたいですが。

 

そう考えると価格が安いからと言って安易に飛びつくのはちょっと考えものですね。

 

それよりもいちいちスーパーにまで行ってわざわざ水を汲みにいく必要があるのか、そこが最大のマイナスポイントかと思うんですけど。