ウォーターサーバー会社の公式サイトを覗いてみると、
「水は最低○○本(以上)を毎月配送します」
という文言を載せてるウォーターサーバー会社が多いことに気がつくでしょう。
いわゆる水の定期配送です。
中には『水がなくなりそうになったらその都度注文でもOK』というところもあります。
しかしながら数としては少なめです。
単純に考えれば「いやいやこっちのペースで水を注文させてほしいよ」というのがホンネじゃないかと思うんですけど、はたして『水の定期配送』はウォーターサーバー会社に有利なだけの無駄が多いシステムなんでしょうか。
筆者の場合は”天然水”が個のみなので、どうしても水の『定期配送』というシステムの下での契約になることが多いです。
(天然水を扱うウォーターサーバーは定期配送がほとんど)
この水の『定期配送(定期購入)』ですが、最初は
「え~、”毎月必ず水を配送します”ってどうなの?」
と思っていました。
ところがウォーターサーバーを使い続けていくにつれて、次第に定期配送のメリットを徐々に感じられるようになってきたんです。
というのもウォーターサーバーを使い続けていると、多少の差はあれひと月に使う水の量というものがだいたいわかってきます。
たとえば筆者宅でのひと月の水使用量は、コスモウォーターのような12㍑ボトルなら4本(48㍑前後)、フレシャスのような7.2㍑パックなら7~8パック(55㍑前後)ぐらいです。
まれに追加注文するときもありますが、だいたいはこんな感じです。
そうすると水がなくなりそうな時に(何をしなくても)自動で届く定期配送というのは、実は利用する側にとっては便利なシステムなんですね。
これが”その都度注文”のシステムだと、「水がなくなりそうだ」「水がない!」って時に1回1回ウォーターサーバー会社に連絡をしなきゃなりません。
しかも連絡をした日から実際に水が配送されるまで数日かかることもあります。
その間水が切れたらウォーターサーバーは実質使えなくなります。
結局はスーパーに重いペットボトルを買いに行くハメに。
なんか定期配送システム万歳!みたいな紹介になってしまいましたが、決してそういうわけでもありません。
特に一人暮らしの場合は、最低注文本数(一般的には24㍑前後)をひと月でクリアするのはなかなかに厳しいでしょう。
そうなると『水の注文は飲みたいときだけでいいですよ』というその都度注文システムの方が便利だろうし節約にもなります。
そういった方にしてみれば水の定期配送は”割に合わない”でしょう。
ただ『その都度注文』システムを採用しているのは”天然水”ではあまり見られず、”RO水”を扱うウォーターサーバーで見かけることが多いです。
(天然水では信濃湧水がその都度注文OK)
とはいえそこは(天然水メインの)ウォーターサーバー会社も考えたもので、スキップ配送という”次回の配送はキャンセル”というシステムを取り入れてるところもあります。
(※呼び方はウォーターサーバー会社によってマチマチです)
水の消費が少なかった月はそういったシステムを利用するといいでしょう。
結局のところ2人以上の家族なら定期配送でもそんなに気にすることはないと思います。
むしろ「いちいち注文しなくても必要な本数を毎月届けてくれるからラク」と感じるようになりますよ。
ウォーターサーバー各社ごとの注文ルールを当サイトでよく調べて、より快適なウォーターサーバーライフを楽しんでみてください。